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    パンフレット作成の費用相場|質を維持して安く作るには?

      パンフレットとは、一般的に「表紙のカバーがない、ホチキス留めされた簡単な冊子のこと」を指します。サービス・商品、団体・組織などを紹介するのに使用されます。

      • 商品・サービスの紹介
      • イベント・展示会の広報
      • 観光客向け地域情報の提供
      • 学校法人・教育機関の案内
      • 公共機関・非営利団体の活動紹介
      • 商品・サービスの販促

      特徴として、図表やイラストを使用しながら、紙媒体やインターネット上でもPDFで配布することが多いので、伝えたい情報を詳細にわたって記載することができます。

      公的な場面では、プロレベルのクオリティが求められることもしばしばです。

      この記事では、高品質でなるべく安くパンフレットを作成するために、「パンフレットの作成を業者に依頼したときの費用」を相場や費用の内訳と一緒に説明しています。

      パンフレットとリーフレットの違い|主な用途と制作費用は?

      パンフレット作成の費用相場

      パンフレット

      パンフレット作成の費用相場は概ね10万円~30万円です。もちろん会社によっても異なりますが、パンフレットの作成には、デザイン・写真撮影・ライティングなどの工程を要するため、ある程度まとまった金額が必要になります。

      作成するパンフレットのページ数や文字数などの費用を左右する複数の要素があるので、専門の会社に見積もりを依頼することになります。

      その他、パンフレットの作成費用を左右する要素には以下のような例が挙げられます。

      • ページ数
      • ライティングの文字数
      • パンフレットに使用する紙の種類
      • 写真撮影の有無
      • カラー・モノクロ
      • データの有無
      • 印刷部数

      冒頭でも述べたように昨今では、PDFとしてパンフレットをデータにすることが多くあります。ホームページで公開したり、取引先にメールで送信したりといった用途があります。

      パンフレット作成費用の内訳

      パンフレットの作成には、主に以下のような工程があります。

      • デザイン
      • 写真撮影
      • コンテンツ作成
      • 印刷

      それぞれを専門にするプロが作業にあたるため、これらが主な費用の内訳となります。

      デザイン

      グラフィックデザイナーが全体の構成を決める「ワイヤーフレーム」を作成し、デザインを肉付けしていきます。

      グラフィックデザイナー
      主にパンフレットやチラシなどの紙媒体や製品パッケージ、看板や広告バナーなどを制作するデザイナーを指します。WEBサイトのデザインを制作するWEBデザイナーなどと区別されます。

      制作では、パソコンのソフトを使用されるのが一般的になるため、このグラフィックデザイナーがパンフレットの印刷用データを作成します。

      イラスト・写真・図表はもちろん背景やテキストの配置なども決めるため、ページごとに数万円の費用がかかります。

      写真撮影

      商品や会社のオフィスなど、写真素材が必要な場合もよくあります。基本的にパンフレットの作成ができる会社では、専属のカメラマンが写真撮影をしてくれます。

      従って、写真撮影も依頼する場合には、カメラなどの撮影機材や撮影技術料といった料金もパンフレット作成の費用に含まれることになります。

      POINT
      もちろん、過去に撮影した写真やご自身で用意した素材で、必要な写真を代替できる場合もあります。

      コンテンツ作成

      コンテンツというと聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にはライティングを指す言葉です。説明する文章の作成はもちろん、表紙に記載するキャッチコピーや、魅力的にサービスを紹介する訴求文言などを作成するため、こちらにも費用がかかります。

      基本的には文字数の多寡で精算されるため、文字単価5円等の計算方法が一般的です。

      ただし、パンフレットの作成を依頼する際には、全体の作業ボリュームで計算されることが一般的なので、文字数単位で添削することはあまりありません。

      POINT
      こちらも写真撮影等同様、ご自身や担当者様が制作する方法もあります。

      印刷

      最後にパンフレットの印刷費用です。パンフレットの発行部数に応じて印刷費用がかかります。また、使用する紙の材質も料金に関わるので、手触りや光沢などを用途に合わせて選ぶことができます。

      ロットによって金額が変わることも多いので、都度必要分を印刷するよりは、あらかじめ少し多めに刷っておくことをおすすめします。

      ロット(発注部数)は小分けにしてしまうと印刷回数が増えることに加えて、印刷工場からの配送代金などがその都度発生することになります。そのため、一度に余裕を持って印刷部数を揃えておくと安く済む場合があります。

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